野上らん
大阪市会議員(中央区) 大阪維新の会
野上らん
2025年
建設港湾委員会(会派代表)
大阪広域環境施設組合委員
2025大阪・開催万博推進特別委員
大阪維新の会 市会議員団 総務副会長
誕生
上京後は、栃木県・北海道・愛媛県・兵庫県など、さまざまな地域へ転勤しながら生活してまいりました。
そして2014年、大阪に戻ってきたときには、街のあちこちで「大阪都構想」の話題が広がっており、驚いたのを覚えています。
他府県に住んでいたときも、当時の橋下徹大阪市長の姿をテレビなどで拝見することが多く、その情熱に心を動かされました。
2015年の住民投票では、「賛成」の一票を投じました。
それまで政治にはほとんど関心がなかったのですが、この出来事をきっかけに、政治の世界に興味を持つようになりました。
その後、都構想が否決されたあとに誕生した吉村洋文大阪市長のもと、「幼児教育の無償化」が実現されました。
ちょうど長女が幼稚園の年長だったタイミングで恩恵を受け、
「政治でこんなに暮らしが変わるのか」
と実感しました。
ただその一方で、当時は周囲の子育て世代の方々の多くが、まだあまり政治に関心を持っていないように感じられました。
でも、「私たちがもっと関心を持つことで、暮らしを変えられることがあるはず」
そう思うようになり、「大阪維新の会」の取り組みに対して、何か自分にもできることはないかと考え、地元の議員事務所を訪ねました。
思いをお伝えしたところ、まずは「選挙」というものを実際に見て、聞いて、体験してみようということで、堺市長選挙で初めてボランティアとして参加させていただきました。
いざ選挙に関わってみると、想像していた以上に厳しい世界でした。
維新に対して強い反発を抱く方も多く、相手陣営には市民の暮らしよりも自分の立場を優先しているように感じられる方もいました。
本当に市民のための政治とは何か、深く考えさせられる経験となりました。
その後、維新政治塾に第4期生として入塾。
改めて政治について学び、2019年の統一地方選挙に挑戦することを決意しました。
子育て中の当事者として、自分が前に立つことで変えられることがある。
そう信じての決意でした。
心を動かされた政策の一つに、「中学校給食の導入」があります。
私自身は大阪市内の公立中学校を卒業していますが、当時は給食がなく、みんなが「愛情弁当」を持ってきている中で、私は家庭の事情からお弁当を持っていくことができませんでした。
昼休みは何も食べずに過ごすか、購買でパンを1つ買って食べる。そんな寂しい時間を過ごしていました。
ですから、橋下市長の時代に実現された中学校給食には、特別な思いがあります。
今では、あの頃の私のように、昼休みに心細い思いをしている子どもたちがいなくなったのではと思うと、本当に嬉しく思います。
子どもたちには、家庭の事情に関係なく、平等に教育を受けてほしい。
心からそう願っています。
そして、次の世代によりよい大阪を引き継いでいきたい。
その思いを胸に、これまでの経験を活かしながら、これからも全力で市政に取り組んでまいります。